コロナ禍での国際結婚と入国

2021年に入ってもコロナ禍が収まる様子もなく、いよいよ東京オリンピックの開催があやしくなってきました。

ここ最近よく知人から相談を受けるのは、昨年や今年になってから国際結婚をしたのだけれど、在留資格認定証明書は交付してもらえるのか、配偶者は(再入国でなく)新たに入国できるのかといった内容です。

例えばフィリピン人と結婚した場合を考えます。

まず、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否にかかる地域に該当するかどうか。

該当しなければ、出国前72時間以内の新型コロナウイルス検査証明の取得、入国時の検疫での抗原定量検査をパスできれば通常通りです。

しかし、フィリピンは上陸拒否対象地域に該当するため、フィリピン人配偶者は「特段の事情がない限り、上陸を拒否」されることとなっています。

もっとも、ここに「特段の事情がない限り」との留保がついています。

この特段の事情のひとつに、「日本人・永住者の配偶者又は子の新規入国」が定められています。

したがって、フィリピン人と結婚した場合、(あなたが日本国籍保有者または永住者なら)フィリピン人配偶者は新規入国できることになっています。

そして、在留資格認定証明書交付申請は、今現在、通常通り受付てもらえています。

ただし、蛇足かもしれませんが、2020年、2021年と日比間の渡航が困難な状況で、どうやって結婚まで至ったのか、その交際状況や結婚状況を、申請書類上でより詳細に説明する必要があるかと思います。

<関連するリンク>
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について
http://www.moj.go.jp/isa/content/930006078.pdf

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に係る上陸拒否措置等及び 国際的な人の往来の再開の状況(概要)(令和3年3月5日現在)
http://www.moj.go.jp/isa/content/930006067.pdf