在留資格が気になる

近頃は外国人がテーマになったテレビ番組が多いような気がします。

「Youは何しに日本へ?」とか人気がありますよね。

こういった番組を見ていると、元国際業務専門の行政書士としては、在留資格が気になります。

例えば、先日は東京都内某所で定食屋(日本食)を経営しているベトナム人の特集をやっていました。

外国人が日本で働くには、就労できる在留資格が必要です。

働ける職種は限定列挙されています。

外国人が調理師として日本で働くための在留資格は「技能」です。

ただ、どんな料理でもいいというわけでなく、母国の料理に限ります。
※例外として「日本料理海外普及人材育成事業」というのがありますが、定食屋経営とは異なりますので割愛します。

なので、日本食?洋食?の定食屋で調理師として働くための在留資格「技能」はないはずです。

さらに、このベトナムの人は、調理にとどまらず、経営者として定食屋を経営していました。

在留資格「技能」では、「経営」はできません。

したがって次に考えられるのは、在留資格「経営・管理」です。

しかし、「経営・管理」の在留資格は、経営するための在留資格であり、調理師として現行作業はできないです。

そうすると、「技能」でもないし、「経営・管理」でもない。該当する在留資格がないような気がします。

では、就労制限の無い人的関係に基づく在留資格は?

よくあるパターンが「日本人の配偶者等」です。

ケバブ屋さんで働いているトルコ人とか、上野や原宿の洋服屋さんで働いているエチオピア人とかは、たいてい日本人女性と結婚しており在留資格「日本人の配偶者等」を持っています。

この在留資格は最強で、就労制限無し。自由に働けます。

ところが、この番組のベトナムの方は奥さんが同じベトナムの方でした。なので、「日本人の配偶者等」でもないと思います。

あとは、日本に就労資格で10年以上住んでおり「永住許可」?これも違うようです。

難民申請後の「定住」かな?ただベトナム難民はもうかなり昔の話だし・・・

などと興味津々で見ておりました。